いくつもの肩書きが心のゆとりに。
唯一無二の働き方で自分らしく。
現在、営業職のマネジャーとして企業に勤務する傍ら、札幌を拠点にテレビ番組やCM、ドラマなどに出演しています。またフリーランスのカメラマンとして、モデルやアナウンサーの商業写真、成人式や七五三の記念写真など、依頼に応じて撮影しています。今は収入源を一つに限らず、複数の仕事を持つという働き方ができる時代。いくつもの仕事を持つことで収入も働く場も一つに縛られず、精神的な余裕を持ってすべてに向き合える気がしています。しかし、こうした働き方を最初からしていたわけではありません。

大学では財務会計のゼミに所属していたこともあり、金融系に絞って就職活動をしていました。当時はリーマンショック直後で厳しい状況でしたが、幸運にも銀行に内定し勤務。その後、別の会社からお声がかかり転職しました。その会社で取締役として働くうちに、今度は税理士を目指そうという気持ちに。しかし働きながらの勉強はなかなか思うように進みません。思い切って、試験勉強に専念するため退職し、モデル事務所に所属しました。そこでモデルのお仕事を受けていくうちに、役者として演じる機会もいただくようになりました。さらに、撮る側の気持ちを知ったら、より良いパフォーマンスができるようになると考え、カメラを勉強。撮る活動を始めたところ、撮影依頼が来るようになりカメラマンとしてのキャリアもスタート。その頃には、税理士試験の勉強を中断し、タレント、カメラマンを両立させる覚悟が決まりました。それでも将来のことを考え、副業可能な企業に縁あって就職。現在は、二足のわらじならぬ、三足のわらじです。忙しい毎日ですが、これが自分らしい働き方。充実した日々を過ごしています。

迷ったら行動する方を選ぶ。
大学時代から変わらぬモットー。
大学時代はバドミントンサークルに所属し、サークルの代表も務めていました。お金はないけど時間がある、いわゆる普通の大学生だったので、友人たちと北海道内各地を毎週のようにドライブに行きました。その時に感じた北海道の自然の美しさは忘れられません。各地を巡り、さくらんぼの種を遠くまで飛ばす大会とか、ママチャリ12時間耐久レースにも出場。トマムで気温-30℃の極寒の中、気球に乗ったこともあります。卒業旅行はヨーロッパと沖縄で迷った結果、お金がないので沖縄を選びましたが、無理してでもヨーロッパに行っておけばよかったと少し後悔しています。若いうちにいろいろなものに触れておけば、たくさんのことを吸収できたのかなと。学生時代に経験したことは、今になって取引先との会話に役立つことも少なくありません。何か行動すると、それだけ引き出しが増えるんです。

学生時代から今も変わらず大切にしているのは、人との出会いを大切にすることと、やるかやらないか迷ったら行動する方を選ぶことです。ただモットーは同じでも、心の持ちようは確実に変化しています。昔は、実のところあまり自己肯定感が高くありませんでした。だから、こんな自分はせめて積極的に動かないと何も始まらないと思って行動していました。仕事をするようになって、人に喜ばれたり認められたりする中で自己肯定感が高まってからは、ポジティブになんでもやってみようというように思考のプロセスが変わりました。いずれにせよ、チャンスがあるのに行動しないのはもったいないですよね。
この先、さらに演技力・表現力に磨きをかけて、芝居にも力を入れていきたいと思っています。現在は、自主制作映画の撮影にも取り組んでいます。こうした活動を続け、将来的には北海道の若い人たちのために、表現する場をつくることにも挑戦していきたいと考えています。
大学生活で視野を広げ人生を切り拓け
大学に入学するのがゴールではありません。大学生活でさまざまな経験をして、視野を広げてください。その経験から、自分の人生を決めるヒントが見つかります。単位を取るのも大切だけど、「この知識はどこで活かせるのか」といった視点で講義を受けるとぐっと楽しくなるし、理解も深まります。4年間で得た経験と知識は、きっと人生の糧になるはずです。
